近年の中東情勢や石油化学原料の供給不安により、建設資材の一部では、接着剤、シーリング材、テープ、固定副資材などの調達や納期に影響が出る場合があります。
屋上緑化においても、工法によっては、トレーを固定するための金物を接着剤で固定し、その金物によってトレーを押さえる方式が採用されることがあります。このような場合、使用する接着剤や固定副資材の入手状況、納期、施工条件によって、屋上緑化工事の工程に影響が出る可能性があります。
ナフサは、接着剤、樹脂系材料、シーリング材、テープ類など、さまざまな石油化学製品に関係する基礎原料です。そのため、ナフサ由来原料の供給不安や価格変動は、屋上緑化工事で使用する接着剤や固定副資材の調達にも影響する場合があります。
常緑キリンソウ袋方式®は、専用土壌を充填した袋状ユニットを屋上に平置きして設置する屋上緑化システムです。一般的なトレー式緑化のように、トレー固定用の金物を接着剤で固定することを前提としていないため、接着剤や固定副資材の調達に不安がある現場でも検討しやすい方式です。
特に、短期間で屋上緑化を行いたい現場、防水層への接着固定をできるだけ避けたい現場、接着剤や固定金物の納期が読みにくい現場では、置き敷き型の屋上緑化方式として、常緑キリンソウ袋方式®をご検討いただけます。
また、既存屋上緑化の補修・改修・再生を行う場合にも、接着剤や固定金物に大きく依存しない工法は有効な選択肢となります。常緑キリンソウ袋方式®を活用した屋上緑化カバー工法®では、既存屋上緑化をすべて撤去せず、その上から袋状ユニットを設置することで、屋上緑化の再生を図ることができます。
ただし、常緑キリンソウ袋方式®であっても、建物の高さ、屋上の形状、パラペットの有無、風の影響、設置場所の条件、端部の納まりなどによっては、個別に安全性を確認することが重要です。すべての屋上で無条件に固定不要という意味ではありません。
接着剤、テープ、固定金物などの副資材の調達に不安がある場合や、できるだけ早く屋上緑化を進めたい場合は、施工面積、屋上の状況、納期、搬入条件などをお知らせください。現場条件を確認のうえ、常緑キリンソウ袋方式®による屋上緑化が適しているかをご提案いたします。
なお、常緑キリンソウ袋方式®の現在の納期・出荷状況については、下記のお知らせでもご案内しています。
中東情勢による常緑キリンソウ袋方式®の納期・出荷への影響は現時点でありません